血栓が体にできにくく身体全体の血行がよくなる
睡眠姿勢にもいろいろとあって、仰向け、うつ伏せ、横向きが一般的でしょう。このうち、仰向けで寝ているなんて人も多いでしょう。
仰向けで眠ることはまず、体への負担が少なくてすむということもあります。というのも、横向きだと体の一部に体重もかかったりしますし、うつ伏せだと、首の向きによっても首にも負担にもかけます。
仰向けだと、体全体に体重にもかかりますし、血行も全体に回りやすくなります。そうなると、血栓が体にできなくなりにくくなることもメリットとも言えます。
なお、仰向けの睡眠姿勢で眠るときにと姿勢で気をつけることもあります。それは手の位置です。ついつい手を頭の上にあげていませんか。万歳のような形です。
これも何となく、リラックスしているようにも見えます。寝ていて、無意識に手を頭の上に上げてしまうなどは仕方ありませんが、もしも眠りにつくときにあげているのは、あまりよくありません。実は呼吸しにくくなったり、また体へ負担をかけてしまうからです。
リラックスした体勢でカラダの骨盤のゆがみが解消される
また手を胸においたり、組んだりするのも、眠りが浅くなりがちになるようです。仰向けで眠るときには、手を下向きに広げておく方が、よりリラックスできると言えるでしょう。
リラックスをして眠ることで、体への負担も少なく、骨盤や体の歪みを防止させられるなんてメリットもあります。
その一方で、デメリットとしていびきをかきやすくなる、また睡眠時無呼吸症候群になりやすいがあります。枕などの寝具も関係しているのもあります。
とはいっても、仰向けで眠ると舌が下がってしまい、呼吸がしにくくなります。それによってこれらがおきやすくなります。そうなると、自然に睡眠の質が下がりやすいとも言われています。
つまりは、仰向けの姿勢で眠ると、体への負担も少なく、その代わりに質が下がる傾向にあるのです。仰向けよりも横向きの姿勢が質がいいと言う声も少なくありません。
でも、やはり長年眠ることを考えると、他の姿勢よりも健康的に眠ることができるとも言えるでしょう。
仰向けで眠ることも、たくさんのメリットとデメリットがあります。慣れている姿勢で眠ることが一番ですが、普段仰向けで寝ていない人も、時には仰向けで眠ることも取り入れてみてはどうでしょうか。